ロンドンコレの台風の目、J.W.アンダーソンに注目!|ロンドン コレクション|ファッショントレンド

ロンドンコレの台風の目、J.W.アンダーソンに注目!

LONDON collection 2013 SS vol.02

いま、ロンドンのみならず世界から注目を浴びる若きライジングスター、と聞いて真っ先に思い浮かぶのが、ジョナサン・ウィリアム・アンダーソン。彼が立ち上げたシグネチャーブランド「J.W.アンダーソン」は、まさに現在飛ぶ鳥落とす勢いで人気上昇中だ。

今シーズンは“THE TREATMENT ROOM”をテーマに、抑制の効いた、無駄のない必要最小限のコレクションを発表した。まるで何も描かれていないような無色透明のキャンパスに、フリルのヘムがついたスポーティなドレスやペールトーンのブルーやピンク、ホワイト、そして時にブラックといった肌馴染みのよい色が布を覆う。角度によって光が違って見えるモザイク模様のプリント、パンツにスカートをレイヤードしたスタイルもモダンで、今年29歳になる若きデザイナーのフレッシュな感性が光っている。

そもそもロンドンと言えば、これまでプリントやハンドワークによる技巧を生かした凄みのあるドレスが多かった。セント・マーチン美術大学のテキスタイル科卒業のデザイナーが多かったことも要因ではあるが、パリやNYと違い“若手発掘”の場というややお子様的なイメージが拭えない土壌において、デザイナーたちが生き残るためにはプリントの一点勝負、で国際的な認知度を高めていたことも否めない。ところが昨今になって様子が少しずつ変わってきた。「J.W.アンダーソン」はプリントというよりはメンズとの共通項を見出したカジュアルアイテムを打ち出しているし、他の若手ブランドも素材やフォルムで存在感を増している。そこにはロンドンファッションウィーク=LFWを支える「トップショップ」によるスポンサーシップ“ニュージェン”や国を巻き込むことに成功したブリティッシュ・ファッション・カウンシル=BFCの功績も大きい。

ここ数シーズン、ロンドンが面白いと言われている。その代表格である「J.W.アンダーソン」は、次世代を担う若手のホープとしてこれからも目が離せない有力候補だろう。

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「トップショップ」とのコラボレーションに引き続き、2013年秋冬より「VERSUS VERSACE」とのデザイナーに就任したJ.W.アンダーソン。その彼による新コレクションが5月15日にNYで開催されるプレゼンテーションでお披露目されるが、それに先立ちカウントダウンまでの道のりを公開したオンラインがプレオープンした。
このソーシャルメディアキャンペーンでは、新生「VERSUS」のニューコレクションや美学を配信し、若い世代に向けてブランドのスピリットとDNAをより広くアピールする。また、Youtube上ではドナテッラ・ヴェルサーチによるコメントもあるそう。来たる5月15日にはオンラインショップとコンテンツが本格的にローンチするので、それまでこのティザー版で新しいブランド価値の幕開けを楽しみながら鑑賞してみて。

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