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そして、東京ファッションはどうなるの?

ファッションジャーナリストが厳選!旬のファッション情報 / Fashion News vol.29

10月に入って、東京ではマークスタイラー主催の“touchMe”、一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構主催の“メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京”とファッションショーやインスタレーションが相次いで開催された。

“touchMe”の人気は相変わらず。
「エモダ」や「マーキュリーデュオ」といった若い女の子たちの支持率をずっとキープしているブランドに、「シェデル」「リゼクシィ」といった新しいブランドも加わって、ガールズムーブメントを盛り上げていた。
会場にはきゃりーぱみゅぱみゅや優木まおみ、海外からは中国ViViモデルやブロガーのルミ・ニーリーやスージー・ロウといった姿も。
写真は「ダズリン」クリエイティブディレクターの近瑠美と、スタイリングを担当した仏『JALOUSE』の編集長ジェニファー・エイメール。

MBFWTは、今回「G.V.G.V.」や「フェノメノン」といった人気ブランドがショー不参加でちょっと大人しいムード。
とはいえ、「クリスチャンダダ」や「ファセッタズム」「ヨシオクボ」「ドレスアンドレスド」「ヤストシエズミ」「ハンアンスン」といったブランドが健闘していた。
各々が独自の持ち味を発揮し、東京ならではの個性を発揮。
全体的にクリーンでミニマル、またプリントで遊んだものが目についた。

で毎回評価が高いのが「ミントデザインズ」と「アンリアレイジ」。
「ミントデザインズ」では服を白いキャンパスに見立て、そこに抽象的な柄が多種多様な色づかいで登場。
「アンリアレイジ」は“SIZE”をテーマに、大きさと小ささの境界線はどこにあるのか、人が服に寄り添うか、服が人に寄り添うかといった一般的な“SIZE”の概念に一石を投じた。モーターで自動的に服に張り巡らされたワイヤーによって、ロングドレスがミニ丈に変身していく様は意表をついていた。
「日本のファッションウィークは面白いけど元気が足りない」とは、今回も海外から来たジャーナリスト達から直接聞いた言葉ではあるが、感情はむき出しにしなくても、静かに表現力は高まりを見せている。
ミントデザインズ

アンリアレイジ


近藤陽子プロフィール
近藤陽子オリジナルブログ