TOD’S BOOK CLUB、甘糟りり子&干場義雅が語るファッションと恋愛|最新ファッショントレンド情報|ファッショントレンド

TOD’S BOOK CLUB、甘糟りり子&干場義雅が語るファッションと恋愛

ファッションジャーナリストが厳選!旬のファッション情報 / Fashion News vol.37

イタリアのクラフツマンシップをふんだんに取り入れたモダンなドライビングシューズやバッグのみならず、カルチャーやアート、社会貢献などCSR活動にも積極的に力を注いでいる「トッズ」。
そんな「トッズ」から、“活字からライフスタイルを彩る”という主旨のカルチャーイベント「TOD’S BOOK CLUB」が発足した。
記念すべき第1回目では、甘糟りり子の新刊恋愛小説『逢えない夜を、数えてみても』をご紹介。
ゲストにファッションディレクターの干場義雅も登場し、男女の恋愛模様について甘美かつ濃厚なトークが繰り広げられた。
この小説の主なテーマは“嫉妬”。
嫉妬は誰もが経験する人間の心の機微のひとつではあるが、「崩れゆくものこそ、美しく愛おしい」なんてつやめく帯を読むと、ますます物語の展開に好奇心をかき立てられる。
30歳、これまで素直になったり、人と結びつくことにどこか抵抗があったにも関わらず、ふとした出会いから若い男と魅力的な中年男性の狭間で揺れる女心。
干場さん曰く、物語は繊細で美しい言葉の繋がりから成っていて、お気に入りのコーヒーや部屋のシーンなど、細やかな描写にも一貫して美が宿っている。
物語のクライマックスは意外な結末で(もしくは自業自得?ともいうべきか)終焉を迎えるわけだが、文中にはさりげなく「トッズ」も恋愛感情を表現する上で欠かせない要素として登場。
こうした「トッズ」の幅広い活動も興味深く、ファッションの枠を超えた今後の試みにこれからも期待したい。

近藤陽子プロフィール
近藤陽子オリジナルブログ