未来をつなぐ夢はさみ 2012年度 活動報告 vol.3|カンボジアでの美容職業訓練レポート|Special

未来をつなぐ夢はさみ 2012年度 活動報告 vol.3

賑やかなマーケットが出張サロンに変身 !?

本プログラムの最終ステージである、モデルデー(モデルカットの日)は、カンボジアの祝日に当たりました。そのため、KnKの施設(繁華街とは離れた場所)内に人を連れてくることはほぼ不可能な事態に。そこで人が賑わう場所でイベントを企画するべく、午前中はマーケットの一区画(写真左下) /午後は村の「道の駅」(写真左上)で、モデルカットを行いました。

イベントのフライヤーを作成し、モデルデー当日は生徒たちも一緒にモデル集め。これまでは生徒1人当たり2人程度のモデルカットしかできなかったのが、なんと1人当たり5~8人のモデルカットに成功。さらには、関心を持ったサロンオーナーをイベントに呼び込むことにも成功!一歩ずつ子どもたちの未来がつながっていると実感した1日でした。

ひとりひとりの夢・目標に向かって。

MBO(mangement by objectives)シートを作成しました。
同じ夢を持った生徒同士をグループに分け、それぞれのグループに本プログラム参加の目的を考えさせることで、生徒ひとりひとりの目的意識を高めるためです。受身のトレーニングではなく、積極的に、前向きに、子どもたち自身で考えて行動できることが、何よりも素晴らしい未来への一歩だと考えています。
また、生徒たちからのリクエスト「カウンセリングの方法(ヘアスタイルの提案の仕方など)を学びたい」等を踏まえ、より実践的なプログラムを拡充させることで、ただの夢ではなく、その実現に最も近いプログラムに発展しています。

未来への第一歩へ。

今回の新たな収穫は、生徒の就職先をプノンペンに開拓することが出来たこと。
カンボジアのNo1サロンがアシスタントとして受け入れることを申し出てくれました。
様々な条件の制約、特に、郊外から都心での生活にシフトする厳しさはあるものの、このプログラムを通じて未来を見出した生徒たちの、大きな足がかりとなりそうです。
美容免許のないカンボジアでは、本プログラムの修了証書がとても大きな意味を持ちます。独立支援の融資のきっかけになったり、お客さまへの信頼の証となるなど、日本の美容技術への信頼はとても厚いのです。