未来をつなぐ夢はさみ 2015年度 活動報告 vol.5|カンボジアでの美容職業訓練レポート|Special

未来をつなぐ夢はさみ 2015年度 活動報告 vol.5

第14回 実施レポート

■夢はさみ”初”のアドバンストレーニングを実施
従来、年2回実施してきたベーシックトレーニングに追加して、
同じ子どもたちを対象に”初”のアドバンストレーニングを開催しました。
このアドバンストレーニングは、子どもたちの更なる技術向上を促し、より就職及び自立しやすい環境を整備する目的に開催が決まりました。ベーシックトレーニングより難しい、複雑な課題が用意されたこの『未来をつなぐ夢はさみ 第14回』には、愛知県を中心に多数美容室を展開されている株式会社岩井文男美容室の精鋭3人がトレーナーとして参加して下さいました。
その内の1人、伴さんは昨年もトレーナーとして参加して下さっており、伴さんを中心にプロジェクトチームを組んでの参加です。
参加される美容師さんにとって、バッタンバンは未知の土地…様々な不安がある中、経験者がいるというのは心強いことでした。





初日、予め「今回は本当に難しいぞ!」と念を押してのスタートです。
毎回、1度カットをすると"出来た気"になり、余裕の表情を浮かべますが今回はそうも行きません。
前回までは平面的なスタイル、2次元的なスタイルだったので、切り方を覚えてしまえばそこまで難しくはないのですが、今回はそのベーシックトレーニングの課題を複数組み合わせた3次元的なスタイルです。
その為、常に考えてカットしなければ綺麗なスタイルは作れないのです。
3人のトレーナーが子どもたちの背後に回り、同じ目線で動きを感覚で教えていきます。
何事もそうですが、聞いて書いて覚えるより、身体で覚える方が身になるというもの。
何度も、何度も同じスタイルを繰り返し身体に叩き込むことで、少しずつ自分で臨機応変に対応できるようになってきました。

■別れの日、そして始まりの日
朝から晩まで灼熱の太陽の下、エアコンなど無い中、一緒に汗を流した5日間もあっと言う間に終わりを迎えました。
初日はまだ4日ある!と思っていたのに気付けば、もう子どもたちと一緒の時間を過ごせるのはあと数時間。頭では理解できても、何だか気持ちが重くなります。

5日間、夏のベーシックトレーニングから数えて計15日間を一緒に耐え抜いた子どもたち1人ひとりに、アドバンストレーニングの認定書が授与されます。6月初旬に初めて見た子どもたちの表情は、すっかり自信に満ち溢れていました。
子どもたち全員との時間は今日で終わりを迎えますが、同時に新たなプロジェクトがスタートします。「未来をつなぐ夢はさみ」の新化版、就職に向けたインターンシップが開催されます。
自立への第2歩、次回のレポートを乞うご期待ください。