未来をつなぐ夢はさみ 2008年度 活動報告 vol.1|カンボジアでの美容職業訓練レポート|Special

未来をつなぐ夢はさみ 2008年度 活動報告 vol.1

未来をつなぐ夢はさみ~Shaping Futures~



未来をつなぐ夢はさみ 海外美容職業訓練
第1回実施レポート 2008年10月


日時:2008年10月14日(火)~18日(土)

場所:カンボジア北西部バッタンバン「若者の家」

トレーナー:岩崎大輔(PPS部技術開発担当)、中野天裕(営業部インストラクター)

受講生:13人

■実施レポート
シュワルツコフ プロフェッショナルでは10月14日~18日の5日間にわたり、カンボジア北西の町バッタンバンにて、恵まれない青少年を対象に美容職業訓練のボランティア活動を実施いたしました。

今回の活動は、日本の高い美容技術を世界に広めることによって、社会に貢献したいというシュワルツコフ プロフェッショナルの想いからスタートしました。 現地でも活動を展開している日本のNPO法人「国境なき子どもたち(KnK)」(事務局長 ドミニク レギュイエ氏)ご協力のもと、ストリートチルドレンや孤児、人身売買や性的虐待の被害にあった青少年のための自立支援施設「若者の家・バッタンバン」で生活する青少年を対象に行われました。 その施設の子ども達の中から、将来美容師を志している、または、既に現地サロンにて職業訓練を開始している青少年など 計13人が参加しました。

シュワルツコフからはPPS部技術開発担当 岩崎大輔、営業部インストラクター 中野天裕の2名が、トレーナーとして参加しました。 トレーニングははさみの動かし方からブロッキングといった基本技術から始まり、モデル実習なども取り入れ、全てのカットの基本となるワンレングスやレイヤースタイルなど、 5日間で計3つのスタイルを習得しました。

トレーニング開始後、まず気づいたのは彼らの集中力・理解力の高さと、飲み込みの速さでした。

美容師を目指し、サロンにおいて職業訓練を開始しているとは言え、彼らのカット経験は無に等しい状態です。 それにも関わらず、元来の手先の器用さと熱心な姿勢からか、2人のトレーナーも驚くほどの上達ぶりで、当初予定していたよりも早いペースでプログラムを進行することができました。

トレーニングの進行とともに、最初は無表情だった参加者が、時折笑顔を見せたり、自らトレーナーに歩み寄り、わからないところを質問したりする場面が見られるなど、技術のみならず、緊張感の緩和やトレーナーとの信頼関係が向上したことも印象的でした。

トレーニング3日目からは、近隣のコミュニティから人を集め、モデル実習を実施しました。当初はモデル不足が懸念されましたが、実際は、近隣の住人や生徒の友人知人が大集合。 トレーニング会場は予想以上の人に溢れ、まるで繁盛サロンさながらの状態・・・・・。

トレーニング最終日は、修業証書授与式。KnKカンボジアの代表 Kong Sophea氏より2人のトレーナーへの感謝の言葉が述べられたあと、生徒に対し「違う文化から新しい技術を学ぶことの大切さと今回のトレーニングで学んだことを活かして美容師への道を自らの力で切り開いていってほしい」というメッセージが贈られました。

シュワルツコフ プロフェッショナルでは、今後も恵まれない青少年や子ども達に対し、世界的にトップクラスのレベルにある日本の美容技術を伝えていくことで、彼らの尊厳ある生活と将来の真の自立をサポートしていきたいと考えております。