未来をつなぐ夢はさみ 2010年度 活動報告 vol.2|カンボジアでの美容職業訓練レポート|Special

未来をつなぐ夢はさみ 2010年度 活動報告 vol.2

第4回トレーナー感想 “未来をつなぐ夢はさみ”に参加して

第4回トレーナー感想 2010年5月
伊東太氏((有)ディシェーレ)



ボランティアなんて大の苦手で、ボランティアに対してどこか否定的で、素直に『人の為に何かする』なんて恥ずかしくてできない人間でした。それでも、やってみて意見を言わないとどこか卑怯な感じがして、自分にもできる事が何かないのかと探していました。
もともと教育の仕事は以前からやっていたので、なにかそれが役立てばと思っていたところ、この「未来をつなぐ夢はさみ」に参加するチャンスを得る事ができました。

アジア諸国での講師経験もあったので、どんな状況でも対応できる自信はあったのですが、さすがに手強かった。野外での授業なんて初めてだし、スプレイヤーの水は濁っているし、気温は40度近いし、過酷そのもの。それでも自分の持っている能力を最大限に使って仕事をこなすことができました。これは、現地 KnKスタッフとシュワルツコフのスタッフのお陰だと思っています。いいチームに囲まれて幸運だったと思いました。

そして、なによりも子どもたちの成長にはびっくり!!短期期間でモデルカットまでこなせるようになりました。彼女たちの学ぶことへの真摯な姿勢は、訓練で得たことが「生きる」という事と直結していることからくるのでしょう。こんな過酷な地域でも彼女たちは一生懸命生きていることを実感しました。そして、どんな状況でも笑顔を絶やさない彼女たちのひたむきな姿勢に頭がさがるばかりでした。

今回は教育のすばらしさを再度実感できるいい経験でした。それでも課題はまだまだあります。これ終わりではなく、更に質をあげるべく協力していけたらと思っています。

近い将来、もっと成長した彼女たち再会できる日を楽しみにしています。




山本雅子氏((有)ES PROJECT)



生まれた時から何もかもに恵まれた生活をしてきた私が、美容を通して何が出来るのかを考えながら参加させていただきました。

現地で感じたのは、美容に興味をいだいている子どもたちで溢れていること。でも、それと同時に、きちんとした美容訓練を受けたことがない為、それをどうやって形にすればよいのか分からない子どもたちがたくさんいることにやりきれない気持ちになりました。

現地の子どもたちの未来を考えれば考えるほど、私たちの課題もでてきました。

カットテクニックに加え日本の美容事情などを伝えることで、美容師として生きていく素晴らしさが伝わればと思い取り組ませて頂きました。例え国は違ったとしても、美容師として人を幸せにできるのはどこにいても同じだと思います。

生徒たちには、これを機会として、美容師の道で成功したいという思いを継続してもらいたいと強く思いました。

私は今回、このような貴重な体験をさせて頂き相手が何を求めているのかを考えることや、相手と真剣に向き合う大切さを改めて感じる事ができました。「共に成長するという事」の大切さを常に忘れず、これからもスタッフと共にこの恵まれた環境に感謝しつつサロンワークをしていきたいと心から思いました。

このような体験を支えて頂いた、シュワルツコフの菊池さん、中野さん、ディシェーレの伊東さん、そして、エスの佐藤オーナー、スタッフに感謝です。

ありがとうございました。