未来をつなぐ夢はさみ 2015年度 活動報告 vol.7|カンボジアでの美容職業訓練レポート|Special

未来をつなぐ夢はさみ 2015年度 活動報告 vol.7

“未来をつなぐ夢はさみ”に参加して

第12回トレーナー感想 2015年6月
政年大介さん(COCORO Hair )



今回、夢ハサミに参加させて頂いて、今までの価値観が凄くかわりました!

(1)笑顔の力!

僕は子供達に笑顔になってもらうために参加させて戴きました。しかし、終わってみたら逆に子供達の笑顔に圧倒されていました!真剣で、真っ直ぐな笑顔は人を変えられる。笑顔の力と大切さを学びました!

(2)5日でcutはできる!

もちろんベーシックですが、5日でcutはできるんだ!って今までの固定観念が変わりました!出来ないことはない、出来なくさせている、出来ない理由をつけているのは自分だって学びました。

(3)夢が広がった!

今回、5日間参加させて頂いて、教えて終わりではなんか無責任だなと帰国して感じました。もっと出来ることはある。今出来ること、この先出来ることを考え叶えていきます。

(4)美容師は素晴らしい!

自分が美容師として、人の役に立てることの素晴らしさに気付きました!美容師で良かった!美容師って凄い!これからもこの気持ちを大切に様々な形で社会貢献をしていきます!

夢ハサミでの経験は宝です!本当に有難う御座いました!




関義博さん(Dless)



こんなに泣いたのは何年ぶりだろうというくらいに泣いてしまいました。目がパンパンに腫れるくらいに。普段は涙を流さない私ですが、最終日に生徒のみんなに別れの挨拶をすると子供たちが涙を流して別れを惜しんでくれました。泣いている子供たちを前にして気付けば自分もボロボロと涙をこぼして大号泣。

五日前にハサミの開閉もうまくできなかった子たちがトレーニング最終日にはモデルカットをやってのけたのです。ドキドキしながら見守る私の心配をよそにどんどんモデルの子供達を可愛く、そしてカッコよく仕上げていく生徒たち。四日間、朝9時から夕方17時までの集中トレーニングの成果です。みんな暑い中よく頑張りました。

授業中は飛行機の中で覚えた片言のクメール語&怪しい英語&ペラペラの日本語を駆使して授業に臨みました。めちゃくちゃな言語と身振り手振りを子供たちはしっかりと吸収して形にしてくれていて、中には休憩中や授業が終わってからも黙々と練習を続ける子もいたりして、その真っ直ぐさと夢に向かってぐんぐん成長していく姿がとてもまぶしく輝いてみえました。

生徒のみんなには授業以外にもたくさんの思い出をもらいました。ランチブレイクの時に生徒のバイクにまたがり、カンボジア式スタンダードのバイク三人乗りでカンボジアの伝統的な家を見に行ったり、みんなで吊り橋を渡ったり、駄菓子屋のような商店でドリンクを飲んだり、どしゃぶりのスコールの中、ずぶ濡れになりながらボール遊びをしたり、初めて食べるランブータンというケバケバしい果物の皮を剥いて食べさせてくれたり、髪の毛に編み込みをしてくれたり。

生まれた国や言語、育った環境は違うけど言葉が通じなくたって気持ちは伝わるし、一緒に泣いたり笑ったり、カットを教える事だってできるんです。

よく子供たちが見せるはにかんだ笑顔、ピュアで屈託のないキラキラの笑顔、気がつけばすっかりカンボジアという国とカンボジアの人々が好きになってしまいました。

この『夢はさみ』というプロジェクトを通して生徒の子供達にカットを教え、何も美容を知らなかった子に美容師の仕事を体験するきっかけをつくってあげる事ができました。今回のトレーニングをきっかけに生徒の子供達の未来が少しでも明るく、より幸せな人生を歩めるきっかけになってくれればいいなと思います。美容師の仕事には大きな可能性があります。美容は人の人生を変える力を持っていると私は信じています。

彼らが近い将来、美容を通してカンボジアにたくさんの笑顔を咲かせてくれる日が楽しみでなりません。