嬉しい、楽しい、幸せを感じられるサロンを目指して PartⅡ|人気スタイリストのお仕事スナップ|Special

嬉しい、楽しい、幸せを感じられるサロンを目指して PartⅡ

サロン:Overland / ヘアスタイリスト:伊佐 寛さん - FILE No.0009_2 -

青山にあるプライベートサロン、Overlandのオーナー、伊佐寛さんのインタビュー第2弾では、細部にまで行き届いたこだわりの空間やサービス、そして今後の展望などについてお訊きします。

【 心地良い空間で繰り広げられる美容室プラスαの体験 】

シュワルツコフ(以下、SKP):温かみを感じられる空間ですが、空間に対するこだわりとは?
伊佐寛さん(以下、伊佐):このインテリアが完成したのは、偶然の出会いからなんです。最初にサロンを立ち上げるとき、どんなインテリアにしようかと雑誌などをみていたとき、すごく気に入ったソファを見つけたんです。そのソファを見にショップに行ったところ、デザイナーさんにお会いする機会があり、お話ししているうちに空間全体もお願いしたいと感じたんです。なので、細かいオーダーをして創ってもらったというより、信頼できるデザイナーさんに出会えたことで、この空間が生まれたんです。
SKP:ギャラリーも併設されていますよね。ヘアサロンとしてだけではない、広がりを感じます。
伊佐:白い壁を生かして、お客様が毎回喜んでもらえる何かできないかなと思ってギャラリーにしました。ギャラリーの他にも「リフレクソロジーの日」を設け、リフレクソロジストに来てもらって施術を行なってもらいます。カットしにいらっしゃるお客様にプラスαの体験をしてもらえたらいいなと思って。
SKP:空間やサービスなど、お客様を喜ばせるための要素が凝縮されていますね。
伊佐:お客様にお待ちいただく時間にお出ししているのは、ドイツ菓子職人の資格を持つ女性が作るケーキだったり。このように、様々な才能あるクリエイターの方たちにも支えられ、このサロンならではのサービスが提供できているのです。
SKP:とても心に響くサービスですね。

【 プライベートサロンならではの贅沢なプログラム 】

SKP:ヘアスタイルに加える、ちょっとした新しいエッセンスや時代感などをどういうところからキャッチされていますか?
伊佐:やはりお客様の言うことを理解していくとその先が見えてくると思うんです。聞こうと思わないと聞こえてこないんです。例えばパーマをかけたいというお客様が発する言葉の中に、例えば「無造作な」とか「ソフトな」などいったようなキーワードが出てきます。「あ、こないだも聞いたな、あの人も言っているな」という感じで、そういう流れは面白いもので連鎖していくんですね。肩肘張って、「最新のスタイルはこれです!」などと提示するのではなく、「今ならこういうカールかな」とか「こういう質感の色じゃないかな」、などとお客様との自然な会話の中からご提案していきますね。
SKP:現在考えていらっしゃる、今後の展望はありますか?
伊佐:プライベートサロンの特徴をさらに充実させていけたらなと思っています。パーソナルカスタムというか、お客様が、ご自身の髪や頭皮やスタイル全体についてさらに深く相談できるようなプログラムを作りたいと思っています。通常カットとカラーで2時間くらいかかりますが、例えば3時間かけて、改めて普段使っているシャンプーを見直すなど、ヘアケアのコンサルティングから始まり、ヘアスタイルに関しても、どんな気分になりたいかというところをもっと深めていく。すでに今もやっていることではありますが、もっと深度を深め、充実した内容にしていきたいですね。

伊佐 寛 / Overland
スタイリスト
山野美容専門学校通信科卒。2012年4月に表参道にOverlandをオープンする。
コンセプトは「“その人の、そのとき”に、そっと寄り添い、髪を通して、その人のなかにあるハッピーや勇気を引き出すこと」
髪を切るだけではない、“何か”を提供できる美容師という仕事に誇りと責任を持ちお客様に向き合っている。
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